チェンマイに行くため、バンコクで飛行機を乗り換える。
バンコク朝7時発のフライト。
バンコクーチェンマイは1時間ちょっとのフライトだから、いつも窓側の席を指定する。
飛行機の窓から朝日を見て、雲の動きを眺める。
着陸するまでの時間はやることがないけど、ただぼーっとする。
あー、これ必要な時間だったんだ。
日常から離れて何も考えない。
何もしない。
それってすごく大切な時間だ。
雲が流れていて、川も見える。空からの景色がこんなにきれいだったなんて。
ぼーっとしている時間できれいな景色を感じられる。
一時間という時間がちょうどいい。長すぎると飽きるし、短すぎても時間が足りない。
ネットから離れてただ空を眺めていると、都会だった風景がだんだん山に変わってくる。
しばらく雲の流れを眺めて、空がきれいだなと思っていると飛行機は少しづつ降下し、また家が増えてきたらあっという間にチェンマイに到着。
日常から離れて、他の土地に行く。
その移動時間は日常生活にはないちょっと贅沢な時間なのかも。
久しぶりに飛行機に乗って思い出した。
そういえば好きだったんだ。
飛行機から眺めるきれいな空。