バリスタになったタイ人の友達

今回はタイ人の友達Kくんがバリスタになった話。

Kくんとは、チェンマイに住んでいるときに行きつけのがカフェ同じだった。

そのカフェに行くと彼がいて、話しているうちに仲良くなった。

Kくんのインスタを教えてもらったら、仲良くなる前に投稿したカフェの写真に私が写っていた。「ずいぶん前からお互い同じカフェにいたんだね〜」と笑い合った。

そんなKくんとは待ち合わせをしたことがない。

あ、私が本帰国するときに見送りしてもらったときだけ?笑

カフェに行けば会えるから待ち合わせの必要がなかった。

そんな関係の友達もなんだかいい。

いつもカウンター席に座ってスタッフも混じってコーヒーのテイスティングしたり、コーヒー豆をシェアしたりとコーヒ好きな仲間であり、たわいもない話でいつも楽しんでいた。


そんなKくんは誰もが知ってる車の会社で働いていた。

でも、そのカフェが移転してニューオープンするときにKくんがバリスタとして働くことになった。

私は嬉しかった。

大好きなお店で会ってた友達が働くことになるなんて!


久しぶりにチェンマイに行ったときに、もちろんそのカフェに行った。

どのコーヒーを飲もうか迷ってる私に、Kくんはニコニコしながらすごく詳しくコーヒー豆の説明してくれた。

「あ、Kくんはとっても楽しんで働いてるな〜」そう思った。

私はKくんに聞いてみた。

「前は車の仕事してたでしょ?何でバリスタになりたいと思ったの?」

Kくん

「僕はコーヒーが好きでしょ。だから、朝からコーヒーを飲んでスローライフが送りたかった。でもね、見ての通り一人でオーダー取ってコーヒー作ってサーブして、洗い物して。やること多いから全然スローライフじゃないけどね。でもハッピーだよ!」

タイ人ってよく会話で”ハッピー”を使う。

タイ語で”幸せ”の単語もあるけど、英語で”Happy↑”(タイの英語発音は語尾上がる)って言ってる。


何でバリスタになったのか聞いただけなのに、”Happy↑”と話してくれるのだから、心からそう思っているのだろう。

楽しそうに働いてるKくんを見て、淹れてくれたコーヒーを飲んでたら私もハッピーになった。