タイ料理屋に行ったら、日本語を話せるタイ人に間違えられた話
仕事帰りに無性にタイ料理が食べたくなり、タイ料理屋さんに行った。
「一人です。」と言って入ると、タイ人スタッフに「一人ですね、こちらの席どうぞ〜」とタイ語で返された。
えー!私、日本語しゃべったよ?
それをタイ語で返されるのは初めてだ!
ここは日本だよ!
どうやら日本語を話せるタイ人に思われたようだ。
タイ語で貫いてもいいけど、メニューを取るときに「タイ人に見えますか?」と日本語で聞いてみた。
「え!違うの?タイ語は話せる?」とタイ語で聞かれたので、「話せます。」と答えた。
→日本人でもタイ語が話せそうな雰囲気でてるのか?笑
そこからタイ語で質問コーナーが始まる。
●なんでタイ語を話せるの?
●タイにどれぐらい住んでた?
●タイ語が話せるならタイ人の恋人いるでしょ?
などなど
あはは、これこれ!
この定型文みたいな質問はもうこれでもかと聞かれたことがあるので、謎にスラスラと答えることができる。
お互いの言葉が理解できると、どっちの言葉で話すか迷う。
でもタイ語で質問されたからタイ語で会話を続けた。
日本だと日本語になることが多いけど、そこをタイ語で話してくれたのも嬉しかった。
話しすぎて、「料理が冷めるから先に食べてね!」と言われて一旦会話は終わった。
そして、会計のときも話がはずみ、なかなか支払うタイミングがない。
仕事の話になり、「今の仕事は給料いいの?うちで働かない?」と誘われた。
「休みの日にここでアルバイトして、掛け持ちでもいいじゃない!」と結構本気だ。
どうやら前にいた日本人スタッフはタイ語が話せなかったらしく、タイ語が話せる人のほうが仕事がしやすいとのことだ。
やっぱり言葉は話すためのツールではなく、お互いを理解するのに大切なんだな。
ただタイ料理を食べに行ったのに、タイ料理屋の仕事に誘われるとは思っていなかった。
タイ人に間違えた第一印象から、こんなに話が盛り上がるとは!
この記事を書いたばかりだけど、やっぱりお店の人と話すのっていいよなと思った日。
クイッティアオ一杯での会話
また近いうちに行こう。
タイ料理を食べるのはもちろん、そのお店の人と話すことが楽しみのひとつになった。