前回書いたタイ料理屋の続きの話
まだ読んでない方は先にこちらをどうぞ
日本語を話せるタイ人に間違えられた!
その後1週間にさっそくまたタイ料理を食べに行った。
「サワディーカー」とタイ語で挨拶したら、「どうぞ、座って〜」とタイ語での会話。
「雨だね〜、仕事終わったの?」なんて会話から始まり、親戚のおばちゃんかな?っていうノリ、嫌いじゃない。
いや、というかこういうのを日本でも求めていたのかもしれない。仕事中なんだけど、おしゃべりしたりする時間。このフレンドリーさは日本のマニュアル化した接客にはない。
チェンマイに住んでたときも、カフェやごはん屋さんのスタッフと仲良くなった。
一回行っていいなと思ったお店は日を開けずにまた行く。そうすると、たいていスタッフは覚えてる。
そんな感じでお店巡りをしていたらチェンマイではたくさん友達ができた。
このタイ料理屋もそんな感じだ。
1週間ぶりに行ったら覚えてくれて、ドリンクサービスしてくれた。
ありがたい。コップンカー!
行きつけのお店にしたいと思うのは料理の味だけじゃない。
居心地がいいな、お店の人に会ってなんかしゃべりたいなと思うお店にまた行きたくなるのだと思う。
その“なんか”はなんでもいい。
今日あった些細な事とか、わざわざ人にラインとかで連絡するほどでもないことでも、話したくなることってある。それを話したいな~って思ったときに顔が浮かんだらそのお店に行ってみる。そんな感じで通いたくなるお店になっていく。
特にこのタイ料理屋さんはスタッフもフレンドリーだし、タイらしさ全開なところが気に入っている。
例えば、椅子は背もたれがない丸いやつ。決してゆっくりできるタイプではないんだけれど、タイの屋台風。
メニュー表は手書きのものがあった。なんか透けているなと思ったら、シフト表の裏紙だった!
そういうところタイなんだよね〜笑
日本じゃありえないけど、そんなタイらしさが好き。
日本に住んでいるとタイの雰囲気を感じられずにいたけど、このタイ料理屋はタイに帰った気持ちになる。
居心地がいいって定義が難しいけど、このお店は”タイらしさ”がいいのだ。
だからたまに行ってタイ気分を味わおう。