こんにちは!ゆるゆるるです。
2018年6月23日にタイのチェンライ郊外の洞窟に行ったサッカークラブの少年とコーチが、雨季の大雨の影響で雨が洞窟に流れ込んだことで脱出できず、ニュースとなりました。
地元や世界各国から救出チームが集まり、全員が救出される様子は連日話題になり、約2年経った今も記憶に残る出来事です。
2019年にタイで公開された作品が、日本でも2020年の11月13日より公開されるそうです。
今回は、実際に洞窟に行くことができると知り、チェンライからローカルな乗り物を乗り継いで行ったときの様子をご紹介します。
日本で映画を見る前に、現地の様子を見てもらえたら嬉しいです。
チェンライからの行き方
チェンライバスターミナル1
まずは、街中にあるバスターミナル1から出発します。
ここから、ミャンマーとの国境の街、「メーサイ」行きのローカルバスに乗ります。
ターミナル7、緑色のバスです。
時刻表はありません。ある程度人が集まったら出発します。
エアコンはなく、窓全開で走りますが日中はとても暑いです。
終点のメーサイバスターミナルまでは40バーツです。
乗車後に集金係の方に支払います。
ドア全開なので、途中で人を乗せたり降ろしたりしたがらゆっくりと走ります。
約1時間半ほどでメーサイバスターミナルに到着します。
メーサイバスターミナル
ビザランでメーサイからミャンマーのタチレクに行くのが簡単ということで、チェンライからのバスにはボーダーラインに行くという人が多かったです。
緑バスを降りると、「ボーダーライン?」と声をかけられますが、洞窟に行くにはソンテウをチャーターします。
バスターミナルの外には、赤ソンテウが待機しています。
タムルアン洞窟までチャーターを交渉しました。
片道20分、洞窟は1時間ぐらいで見終わるだろうとのこと。
少し余裕をもって2時間チャーターで400バーツでした。
いざタムルアン洞窟へ!
裏道を走ること20分、洞窟があるエリアに到着です。
駐車場でソンテウの運転手さんに待っていてもらいます。
駐車場の目の前はこんな風景です。
山には仙人が住んでいそうな雰囲気です。
駐車場から少し歩くと、パーク内の無料シャトルバス乗り場があります。
人が集まったら出発します。
途中で写真スポットがあり、いったん降りて写真撮っていいですよ~
と写真タイムがありました。
救出劇から約2年で立派なナショナルパークになっています。
そこから数分で洞窟の入り口に到着します。
写真右が入口、左が出口と経路が分かれています。
洞窟の中はこちら
実際に入れるのは洞窟の手前のみで下まで降りていくことはできません。
ただ、ここだけでも迫力があり、外は暑いのに洞窟内はひんやりした空気から自然の威力を感じます。
洞窟内にあったパネル
この入口から少年たちがいたポイントまでの経路が図になっています。
途中の休憩ポイントや中の様子も写真付きで解説してあります。
資料館
この洞窟から少し離れた場所には資料館がありました。
大量の水を外に放出するためのポンプ
山の中の洞窟の図
救出活動中で亡くなったダイバーの銅像
どれも真剣に見入ってしまいました。
洞窟より、資料館のほうがじっくりと見るのに時間を使いました。
ここまでで、約1時間ぐるっとパーク内を一周して駐車場まで戻ります。
駐車場にはカフェやタピオカ屋さんなどのドリンクスタンドやお土産屋さんが並んでいました。
まとめ
ネットで簡単に情報は得られますが、実際に自分の目で見て感じることの大切さを改めて実感します。
この救出劇はハリウッド映画「THE CAVE」にもなっています。
実はちょうどタイにいたときに公開されていたので、英語字幕で観てきました。
映画を見てから行ってみたので、実際に訪れてみて、どれほど大変な救出だったかが身に染みてわかりました。
場所柄、タイ人観光客しかいませんでしたが、チェンライやメーサイに行く方はちょっと足を延ばしてタムルアン洞窟に行ってみてはいかがでしょうか。